みやび先生の歯のこといろいろ 日々いろいろ
第2回 腫れたら冷やす?
2014年 4月 4日
顔や歯グキが腫れてしまったので氷で冷やした…などということを耳にすることがあります。
薬局が終わってしまった、歯科医院に行くまでに何とかできないか、など理由は様々かと思います。
が、しかし、腫れた原因は細菌感染によるものですので、冷やすことにより、体温の残っている奥の方へと細菌が逃げてしまいます。そのコラム結果、歯科医院にかかった時には、病巣から細菌を取り除こうとしても、手の届かない奥に細菌が閉じこもってしまっているために、最適な処置が行えず、かえって腫れがひくのに時間がかかってしまいます。医学的にはもう少し違った根拠が存在するのですが、冷やすことが逆効果であることはお分かり頂けたのではないでしょうか?何ごとも早い内に歯科医院を受診することがお勧めです。冷やしてよいのは、出血の伴っていない打撲や、やけどの時だけと考えて頂いた方がよいでしょう。
みやび先生
生年月日:1970年2月8日
趣味:登山
好きな食べ物:オムライス
好きな言葉:温故知新
好きなもの:ガンダム
苦手なもの:カラオケ(ジャイアン並みの音痴)
バックナンバー
アーカイブ