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第6回 歯ぎしりについて

2014年 4月 4日

歯ぎしりは、ギシギシ音のするものという印象があると思います。
ひどい人だと、寝てる時に自分の歯ぎしりの音で目覚めてしまうことがあるそうです。

しかし、音はしないものの、日中に無意識に咬みしめている場合もあります。
歯ぎしりが、どのように良くない癖かというと、虫歯の治療に来院したはずの人の中に、歯ぎしりを疑わせる程に歯がすり減っている人が時々いらっしゃるのです。
が、当のご本人に歯ぎしりの自覚がない場合が7~8割を占めるのです。それは冒頭のように、歯ぎしりが必ず夜に行われ音のするものという、間違った一般常識に捕らわれているからなのです。
日中に、無意識に食いしばっている音のしない歯ぎしりも存在することを知らない人がほとんどなのです。歯ぎしりがひどいと、修復物が外れる、歯茎が下がる(それによって歯がしみる)、歯が欠ける(割れる)等、百害あって一利なしなのです。
ですが、すり減った歯を取り戻すことは、気の遠くなるような作業(治療)になりますので、現実には、予防する(歯ぎしりをやめる)か、進行を止める(睡眠中に装着するカバーのようなものを作る)ことになります。歯ぎしりの自覚がない人は、夜間なら、同じ部屋に寝ている人に聞いてみることです。いびきと同じ音量でギシギシ聞こえます。
日中が疑わしい場合は、食事以外の時間、例えばテレビをみている時、入浴中、家事をこなしている最中など、意識してみると、力を入れてなくても、常に歯を接触させていることに気付くものです。

仕事中など、ストレスのかかる時間帯のみにやっている場合は気付くのが遅れることもありますが、いずれにせよ、食事で歯がすり減るようなことはあり得ませんから、歯医者さんで指摘されたとしたら、ほぼ確実に歯ぎしりの癖があると考えてよいでしょう。

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